激闘!!拉麺競技場!!!

〜Part 1 横浜拉麺『六角家編』〜



・・・Part 2の予定は未定です。
今回の被害者(勇士)は6人です。
B様N様智様噴火MAN様(呼び掛け人)、
前回に引き続き・・・みけ様と、とむちゃんで御座います。

今回は前回の教訓をフルに生かし、量より質作戦で逝きます。
本編は、ラーメンをある意味侮辱してます。よって、六角家さん及び全国のラーメンファンに一言お詫びを申し上げます。
『ごめんなさい』×6



NOW LOADING...


10月31日(金曜日)

その日は晴れていた、快晴とまでは逝かないが一般に晴れというくらいには晴れていた。
太陽が人々の心の邪な部分を照らし消し去るように暖かく柔らかな光を投げかけている。
そんな昼下がり、、、福岡天神から博多方面へと移動する奴らが居た。(二グループほど)
どちらのグループも目的地はキャナルシティ博多、二つのグループが合流したところから・・・話は始まるのだ。

(中略)

店内に入ると、ラーメンスタジアムにしては珍しく空いていた。
皆が席に着くと、女の方がお冷を六人分運んできてくださった。
折角ならメイ――(銃声)を着た人だったらよかったのに・・・と、ラーメン屋で誰かが考えつつ。
券売機で先ほど買ったラーメン券を渡す。
噴火MANが代表者となって、ラーメンの詳細設定を述べた。
「(醤油)濃い目
 (麺)硬め
 (鳥の背脂)多め」

である。
それを聞いた例の脳内ではメイ―――(銃声)ガールは、「濃い目になりますと、塩辛いですよ?」
と親切心で忠告をしてくれた。
その忠告をみんなして見事にシカトして注文を変えない俺ら。
みんなして、妙にテンションが高く、周りから生暖かい視線を送られる俺ら。
しばらくお冷を飲みつつ待つ俺ら。
そして、、、キタキタキター。



画像がデカイのはご愛嬌・・・、ラーメンのスープ表面は・・・鳥の背脂でギトギト・・・層が出来ております。
ちなみにオーダーは智様が大盛りチャーシュー麺、噴火MANがギョウザセット、とむちゃんが大盛りラーメン、
他全員がラーメン(通常)でありました。
まず、レンゲでスープを掬って飲んでみました。
。。。油、濃厚とんこつ、醤油・・・美味しいですが、、、油で俺の胃が・・・胃が・・・(滝汗
そして、薬味はお好みでどうぞ・・・の貼り紙にしたがって、お好みの量を入れる俺ら。
俺は唐辛子を山盛り6杯入れる、朱に染まるスープ
そして・・・も一度、スープを飲む。。。
「うむ、唐辛子の味だ。」
次に、すりニンニクを山盛り5杯入れる。
そしてまた飲む。
「うむぅ、ニンニクの味・・・そして刺激的な香りだ」

そして・・・出来上がったのが・・・コレ。


まるで・・・地獄の釜のようです・・・。
醤油豚骨ラーメンが・・・一転、唐辛子・ニンニクラーメン化
常人ならば、、、一口でむせるみたいです。というか、俺以外の皆は・・・一口でむせてました(汗
その証拠に・・・あっちでも「ガフッ」こっちでも「ガフッ」なんか・・・咳き込んでる人まで・・・
ただし、スモーカーは・・・喉の繊毛の活動が弱ってる為か・・・この刺激的なスープも普通に飲めます。
そして上に乗っかってるノリを喰う俺。
油だよ、油が染みてるよ・・・っていうか、油オンリーだよ、油なノリ(海苔)だよ。
・・・胃にクルよ・・・タスケッテ・・・。

と駄洒落を心の中で叫んでました・・・。


■戦況報告■



N君

辛い辛かった
大して赤くないけど・・・辛かった
普通に辛かった・・・、でも・・・辛いと舌が感じられる余裕はあった。
まぁ・・・ソレが仇となったか・・・完食できず・・・。

■任務失敗■



噴火MAN

始めに口に入れた時は、酢の味がした。
続いてキタのは洋コショウ素晴らしき衝撃だった。
SFとファンタジーの味がする・・・(心の声)
しかし、何ゆえに酢?
答えは簡単だった。


チャンポンに酢を少々(ココポイント)入れると美味しいよ。
確かに・・・チャンポンは・・・豚骨がベースのスープだ。
しかし、しかしだ。コレは少々・・・入れ過ぎではないのかね?
俺、酢と洋コショウがメインのラーメンなんて・・・初めて食べたよ?
ってわけで・・・本日の奇食王決定
でも結局、その独創的な味によって・・・完食ならず・・・。

■任務失敗■



B君

ぶっちゃけ、このラーメン。
ド、ノーマルやねん。
・・・B君・・・キミは一体何をしにきたんだい?w

■任務成功■



智様

ほどほどに美味しくカスタマイズされたラーメン。
奇食ではないが・・・普通に食べれるラーメンのあるべき姿なのではないのだろうか?
薬味の量は許容内。
ありがとう、智様。
キミの組み合わせが今までの中で一番まともだ。

■任務成功■



とむちゃん

なんじゃこりゃ!?と思われた方も多いことでしょう。
実はコレ、最初の方にあった地獄釜ラーメンの末路です。
ちなみに変化したのは・・・唐辛子の量とニンニクの量以外に一つあります。
それは・・・ラー油です。
あのまっかっかでプカプカ浮いてる赤い油は・・・鳥の背脂じゃなくて、ラー油です。
激辛ラーメン改め危険物ラーメン・・・ココに爆誕。
素晴らしき刺激臭、劇薬の如き味。
さようなら・・・俺の胃袋。

胃袋に心の中で別れを告げた後、俺は・・・一気にスープを飲み干しました。
こう、、、熱い液体が喉から胃に流れていくのが実感できるんです。
感覚的には・・・喉元過ぎても熱さを忘れられなくて胃でも熱いってことがありますが、あれと似た感じです。
ただ、この場合は胃は熱いのでなく・・・痛いのですけど・・・。
恐らく・・・韓国人もびっくりのラーメンではないかと・・・。
衝撃は・・・以前に食べた韓国製でインスタントの赤いスープラーメンをも上回ります。

これは・・・凶器・・・。

■任務成功■



みけ様

こちらもB君に続いて、ド、ノーマルラーメン
しかし、しか〜し、周囲の反応はB君の時と違っていた。
ほとんどが本来のこのラーメンの味を一口目のみしか、知らない
しかも、その後の改造ラーメンにより、味覚がブレイクダウン再起動した時には最初の味を綺麗に忘れていた。
その為、みんなして。
みけ・・・ありがとう。このラーメンってホントはこんな味だったんだね・・・
とある意味感動したので、ド、ノーマル具合が上手く不問とされたのであります。



■結論■

こんなもの書く必要は無いと思うけど。
ラーメンは普通に食べよう。
薬味を加えるにしても常識の範囲内で・・・。
好みの・・・では済まされない量の薬味を入れると・・・それはラーメンへの冒涜となる。
しかし。。。こんな実体験しなくともわかる結論を出しても、、、
懲りずに我ら奇食隊は今日も今日とて福岡を行く。